『タソガレ』(沢村凛著)
2011年 01月 03日
<パリ旅行中に明かされた里美の“特別な感覚”とは? 彼女の無意識の所作が呼ぶストーカーと誘拐殺人の行方は? 何でも屋の祐児の愛は障碍だらけ。恋する勇気のミステリー>
沢村凛さんの新刊は必ず図書館にリクエストして読んでいます。これまで読んだなかでは『黄金の王 白銀の王』 がダントツ良かったです。心揺さぶらるほどの感動的なこの本がどうして「本屋大賞」等に選ばれなかったのか・・・。一人でも多くの人に読んでもらいたい本です。
さて、本書は『あやまち』『カタブツ』などの四文字シリーズの新刊だそうです。世の中には先天的に人の顔が識別できない病気があることを初めて知りました。この病気のために人知れず涙ぐましい努力をしている里美と、それをなんとか理解しようとする祐児のやりとりがハラハラしながらもほほえましく、ラストの一言も良かった。ただ四文字シリーズの『カタブツ』ほどのインパクトはなかったですが。
2年間も読み続けてきたのに、沢村凛さんが女性だということを初めて知った!男性だと思い込んでいました。同性だと知ってますますお気に入りの作家になりました。
沢村凛さんの新刊は必ず図書館にリクエストして読んでいます。これまで読んだなかでは『黄金の王 白銀の王』 がダントツ良かったです。心揺さぶらるほどの感動的なこの本がどうして「本屋大賞」等に選ばれなかったのか・・・。一人でも多くの人に読んでもらいたい本です。
さて、本書は『あやまち』『カタブツ』などの四文字シリーズの新刊だそうです。世の中には先天的に人の顔が識別できない病気があることを初めて知りました。この病気のために人知れず涙ぐましい努力をしている里美と、それをなんとか理解しようとする祐児のやりとりがハラハラしながらもほほえましく、ラストの一言も良かった。ただ四文字シリーズの『カタブツ』ほどのインパクトはなかったですが。
2年間も読み続けてきたのに、沢村凛さんが女性だということを初めて知った!男性だと思い込んでいました。同性だと知ってますますお気に入りの作家になりました。
by yangzi-o
| 2011-01-03 09:26
| 読書