日々あれこれ


by yangzi-o

カテゴリ:自然・野草( 57 )

立春の野草散策

 1月はあっという間に過ぎて2月になりました。
 今年の節分は仕事帰りに住吉神社の鬼やらいと博多芸妓さんたちの豆撒きを見ることができました。

 立春は曇りのち雨の予報でしたが、夕方まで暖かい日差しがあり、今年初めての野草散策に出かけてきました。といっても、まだまだ開花している花は少なく、例年どおり近場のこの花がお目当てです。
 いつものことながらあまりに小さくてピンぼけの山ができました。
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 風のない暖かな土手でお弁当を広げ、花友達と4カ月ぶりにお喋りの花を咲かせました。
 今年はいつどこへ出かけようか?と今から期待がふくらみます。

 寄り道してフキノトウを摘んで帰り、蕗味噌と天ぷらにしていただきました。

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by yangzi-o | 2017-02-07 07:31 | 自然・野草

秋の平尾台

 野草の季節も終盤となってようやく平尾台へ散策に出かけることができました。
 平尾台は真っ青な空の下で一面ススキが朝日が煌めき、風は心地よく、思う存分秋の風情を堪能できました。
 久しぶりにハバヤマボクチという不思議な野草にも再会しました。
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 きょうのお目当てはウメバチソウとムラサキセンブリ、これを見ないと秋は終わった感がしません。猛暑の影響か、例年より花の数は少ないようでしたが、ちょうど見頃でたくましく咲いていました。
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 センブリ、リンドウ、ヤマラッキョウ、野菊いろいろ、帰り道には久しぶりにキチジョウソウも見られ、さらに海まで足を延ばし、ダルマギクを見てきました。もう終わっているかもと諦め半分で出かけたのですが、蕾もまだあり、ちょうど見頃を迎えていました。
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 これでもうこの秋は思い残すことなないという大満足の一日でした。運転と案内役の友人に感謝です。

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by yangzi-o | 2016-11-06 07:54 | 自然・野草

久しぶりの阿蘇くじゅう

 熊本地震のため3月以来足の遠のいていた阿蘇くじゅうへ友人の車に乗せてもらって出かけました。
 最初に登った山は濃霧に包まれ、ママコナが花盛りでした。晴れていれば九重連山や阿蘇五岳が見渡せる登山道ですが、真っ白な霧も幻想的で良いものでした。
 下山する頃には霧も晴れてきて、穂が上がり始めた芒原が見渡せました。
 やまなみハイウェイを進んで阿蘇へ向かいます。半年ぶりに見るくじゅう高原の起伏の緑に心が晴れました。
 阿蘇の草原では秋の草花が花盛り、吹き渡る風も秋そのもので、1カ月以上続いた猛暑を一瞬にして忘れさせてくれるものでした。
 暑さで思考力が減退し、花の名前をメモする気力がなかったのですが、マツムシソウ、オミナエシ、シラヒゲソウ、ツクシフウロ、バアソブ、ワレモコウ、オタカラコウ、アカバナ、アケボノソウ、タチフウロ、ナンバンギセル、サイヨウシャジン、ミズトンボ、ホソバノヤマハハコ、アソノノコギリソウ、サワギキョウ、ゲンノショウコ、クサフジ、シオン、タムラソウなどなど、思い出せない花を含めると20種以上、一日で見ることができて最高に幸せでした。
 一番心に残ったのは、ツクシフウロの鮮やかで上品な花の色でした。
 野草に惹かれるのは、人の手では決して作り出せない神秘的な色の美しさや造形です。
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 6年ぶりの猛暑で仕事以外はどこにも出かける気力の湧かない毎日でしたが、振り返れば、平尾台、白岩山、阿蘇くじゅうの野草散策を楽しむことができました。
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by yangzi-o | 2016-08-28 08:39 | 自然・野草

天涯の花

 一昨年末に亡くなられた宮尾登美子さんの小説は好きで、とくに「天涯の花」は大のお気に入りでした。この小説に出てくるキレンゲショウマを一度この目で見てみたいなあと願っていたことも長い間忘れていたのに、この夏、思いがけず九州脊梁山地で見ることが叶いました。
 福岡から片道4時間かけて、友人の運転する車に乗せてもらいました。地震の起きた周辺の高速道路はまだ修復中で片道一車線でした。炎天下で復旧作業が進められていました。家屋そのものが崩れ去ったところは見かけませんでしたが、ブルーシートの掛けられた屋根がいくつもまだ見られました。その中で、青田がすくすくと育っているのに励まされました。

 登山口の駐車場に近づくころから雨が降り出し、降り立つころには本降りになりましたが、雨具をつけてキレンゲショウマの群落地へ向かいました。歩くに連れて空もだんだん明るくなりピタッと止んでくれました。群落地は想像以上に素晴らしかったです。何度か訪れている友人も「こんなに咲いているのは初めて」ということで、かなりのギビナーズラックでした。十年以上の悲願がかなって対面し、いつもなら躊躇する岩場も登って撮影しました。思ったように撮れなかったけれど、見られただけで大満足でした。
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 あとから来た人たちも、「ワ〜!」「キャー、綺麗!」と歓声を上げていました。

 山頂へ向かう縦走路も私の弱足でもなんとか凌げるわりと緩やかな登りで、気温は19度と福岡の猛暑からすると信じられない涼しさでした。山頂直下から山頂も、たくさんの野草が咲いていました。
 ソバナが花盛り、シコクママコナ、シギンカラマツ、ホソバシュロソウ、キヌタソウ、それに初見のコウスユキソウ、ヤハズハハコ、ヤクシマホツツジ、キリンソウ、ツクシクサボタンなどなどです。アルプスではないけれど私的には「お花畑」の光景でした。

 暑い夏だからこそ見られた花たちを思い返せば、日常の下界の猛暑も乗り切れそうな気がしてきました。
 キレンゲショウマが夢に出てくるかと期待しましたが、翌朝までぐっすり熟睡できました。
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by yangzi-o | 2016-08-07 09:38 | 自然・野草

真夏の平尾台

 福岡は亜熱帯のような猛暑が続いていますが、昨年に引き続き、今年も一番暑い時期の平尾台へ、友人の車に乗せてもらって出かけてきました。
 早朝4時半に起きて、平尾台へは7時に到着しました。茶ヶ床園地でまずは朝食を取り、さっそく野草散策を始めます。2年前までは仕事の休みが取れないのもあり、「よりによってこの暑いときに木陰のない平尾台を散策するとは正気の沙汰じゃない」と思っていましたが、昨年初めて散策して病みつきになりました。
 山の暑さは平地のそれとは違って、時折稜線を吹き上げてくる風がとても涼しいのです。それにこの暑さのなか、灼熱の太陽に向かって咲いている野草にエネルギーを貰えるような気がします。
 お馴染みのノヒメユリ、シシウド、ヒメノキンチャク、コオニユリを始め、オミナエシやゲンノショウコも咲き始めていました。ツクツクボウシも鳴き始め、秋の到来がひそと感じられました。
 キキョウの群生地までダラダラ汗をかきながら登りました。
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 11時には茶ヶ床園地に戻って、友人が車に載せて準備してくれた凍ったタオルで汗を拭き、冷たい果物やコーヒーを御馳走になりました。東屋を吹き抜ける天然のクーラーの風の気持ちのよいことといったら天国のようです。12時には引き上げ、帰宅してバタンキュー、大昼寝をして充実した一日を送ることができました。
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by yangzi-o | 2016-08-01 20:32 | 自然・野草

平尾台

 貴重な梅雨晴間となった土曜日は3カ月ぶりに野草友達と平尾台へ出かけてきました。
 6月の平尾台を訪問するのは十何年ぶりのことです。
 天気予報をみてたいして暑くはないだろうと高をくくっていたのですが、車を降りたとたん、真夏のような暑さでした。
 友人に案内してもらって、カルスト台地を登っていきます。高度が上がると吹き上げてくる風は涼しくとても気持ちがよかったです。
 緑の草原のなかで、白いオカトラノオが直角にしっぽを曲げて群生していました。
 カキランも十何年ぶりに再会しました。それも驚くほど群生していました。
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 この日のわたし的トピックスは「ムラサキ」に初めて出会えたことです。植生のムラサキは見たことはあったのですが、自生している花は初めてでした。この白い花の根っこから紫色が染められると発見した古代の人は偉大ですね。ヤマトキソウも初対面でした。トキソウより小ぶりで「可愛い、可愛い」と連発して撮りました。
 最後は、これもまた十何年ぶりのノハナショウブの湿地を案内してもらいました。初めて見たときの感動が蘇りました。小ぶりだけれど濃紫色の花びらに花菖蒲の「原種」としての気品をまとっていて、とても素敵です。
 次回は8月初めの猛暑真っ盛りの平尾台へ出かけることにします。
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by yangzi-o | 2016-06-19 07:09 | 自然・野草

オキナグサ

 桜の季節も終わり、さてどこへ出かけようかなといろいろ思い巡らすうちに、去年どこかでお逢いした方から近場の草原の山でワラビが採れることを思い出し、バイクで出かけてみました。
 福岡市に転居したばかりのころ、この山頂にオキナグサが自生していることを知り、まだ花芽も出ていない3月初旬に登ったきりでした。
 オキナグサは大切にロープや枯木で囲んで保護されていました。花が散って「おじいさん」になっていく過程もじっくり観察してみたいです。低山ですが山頂に立つと360度見渡すことができます。
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 ワラビを探していると、地元の年配の男の人が親しげに話しかけてくれ、穴場を案内してくれました。知る人ぞ知る場所なのでほぼ採り尽くされていましたが、雨の後にまた生えてくるそうです。
 「ワラビよりヤマブキの方が美味しいんだよ」と教わり、ビニール袋一杯に摘んで帰りました。おじさんの説明とネットで調べて、初めて佃煮作りに挑戦しました。
 作句はイマイチだったけど、出かける先の一期一会が楽しいです。
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by yangzi-o | 2016-04-13 20:27 | 自然・野草

近場の野草散策

 全国に先駆けて桜の開花宣言の出た福岡市ですが花冷えの日が続いています。
 先週末も遅霜がおりるほどで、くじゅうは路面が凍結しているようなので、友人の車に乗せてもらって近場の沢沿いの野草散策へでかけました。
 2年まえの今頃は年度末のもっとも多忙な時期だったので、こんなにゆったりと山歩きができることはできなかったなあとふと思い出します。ふと思い出すだけで遠い過去の出来事のようです。
 いつもの林道脇にツクシショウジョウバカマが出迎えてくれました。
 今年は別の場所にゴージャスな群落を見ることができました。ツクシショウジョウバカマは私にとって「初恋」の野草、いくら見ていても飽きることがありません。
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 沢沿いの山道を歩き始めると、ホソバナコバイモとユリワサビの街道のようでした。
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 ニリンソウも咲き始め、チャルメルソウやコガネネコノメソウ、イワボタンも見られました。帰り道では小さな小さなトウゴクサバノオを友人がみつけてくれました。

 近場の山で早春のたくさんの野草に再会できて大満足の一日となりました。
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by yangzi-o | 2016-03-28 07:39 | 自然・野草

早春のくじゅう

 週末は雨の予報でしたが近づくにつれて曇りマークから晴れマークに代わり、5月上旬の暖かさになりました。これなら早春の花達も開花しているに違いないと友人の車に乗せてもらって、今年初のくじゅうまで出かけてきました。
 これまでタンポポのように全開の状態でしか見たことのなかったフクジュソウが咲き始めでした。ちょっとした群落になっていて、なんと愛らしいことか。久々にカメラモードのスイッチが入りました。が露出などの設定はまだ思い出せないままです。
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 「もしかしたら」と期待していたユキワリイチゲも満面の笑みで迎えてくれました。
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 おまけに湿性花園では植生とはいえ水芭蕉を初めてみました。

 きょうから開店されたという地元の小さな直売店で、フキノトウやよもぎ饅頭を買って帰りました。くじゅうではまた見つからなかったツクシを自宅近くの土手で摘んで、フキノトウと一緒に天ぷらにして頂きました。ノビルの酢味噌を加えて春らんまんの夕餉になりました。
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by yangzi-o | 2016-03-09 07:41 | 自然・野草

野草散策開始

 今年初めて、近場の山へ野草散策に出掛けてきました。「貴方」に出会えると、ようやく春がやってきたんだ、野草の季節になったのだなあとしみじみとした喜びがわいてきます。
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 昨日は福岡市も風は冷たいものも、暖かい日差しにあふれ、友人らと土手に寝そべり日向ぼこしました。寒さで硬直していた全身の筋肉が一気にほどけていくようでした。
 帰り道にはツクシショウジョウバカマの花芽をみつけることもできました。

 友人と別れたあと、明日からまた曇なので晴天が惜しくて、大宰府政庁跡まで足を運びました。
 梅は七分咲きくらいでしょうか。今週末からが見頃になるかもです。
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by yangzi-o | 2016-02-22 07:48 | 自然・野草