日々あれこれ


by yangzi-o
 よかったぁ。たぶん内容は半分も理解できていないと思いますが、読んだあと暖かい気持ちがじんわりと沁みてきます。
 初めは「なんと長いセンテンスか」と息継ぎしながら読みましたが、終盤になると不思議と馴染んできました。わたしはどちらかといえば、プツプツと切れるような短い文章の方が苦手です。
 翻訳や時間給講師をしている主人公のまわりの人々がいいです。「手足の思考能力を大切に育ててきた」旋盤工の職人さん、また、「変わらないでいたことが結果としてえらく前向きだったと後からわかってくる暮らし」をし、「周囲にいる人間にたいしていつも『のりしろ』になれるような、生まれつきの余白が備わっている」人々。
 大家の一人娘の咲ちゃんの陸上200m予選の場面は、わたしまで一緒になって「いけっ、咲ちゃん!」と応援してしまいました。
 一見ありふれた日常のひとこまを描いているのだけれど、こんな小説もいいなあと余韻に浸っています。またお気に入りの作家が一人増えました。
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# by yangzi-o | 2006-11-29 19:58 | 読書
 今年の初め頃に読んだ本なので、さすがにおおかまなあらすじは覚えていました。とても心に残った言葉があったのに、それをメモした手帳の在り処がわからなくなり、もう一度読んでみたくなりました。
 よかった! 読み終えたあと、これまでいろんな職場で一緒に働いてきた女性の同僚の顔が浮かんできて、背中をポンと押して励ましてくれるような、そんな気がしてきます。

 「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出逢うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」
 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。」
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# by yangzi-o | 2006-11-27 19:59 | 読書
 『家守綺譚』がとても気に入ったので、この著者の本を図書館や本屋で集めました。
 『西の魔女が死んだ』は感動しました。久しぶりに清々しくもまっすぐな本を読んだ気がします。
 「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。・・・シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」。思わず笑ってしまいました。
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# by yangzi-o | 2006-11-27 19:53 | 読書
 この間、図書館から借りてきた本がほとんどつまらなくて、欲求不満になっていました。
 そんなわけで4年くらい前に読んだ『理由』を再読してみました。
 つくづくと忘却力が強まっていることを実感、4人を殺した犯人が3分の2ほど読みすすめても思い出せない。
 けど、プラス思考で考えれば、何度も新鮮な気持ちで読めるってこと。一度目は先のあらすじが気になって、結構斜め読みしているし、こうやって再読してみるとまた、新たな発見がありました。
 いやはや、何度読んでも面白い本だと思います。
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# by yangzi-o | 2006-11-25 22:56 | 読書
 朝から雨がザーザー降って止みませんので、図書館にも本屋にも行かずに一日、コタツムリで読書に励みました。
 職場のお昼休みにちょっとずつ読んでいた本ですが、やっと終わりました。
 なかなかよかったです。高校のソフトボール部員だった25歳の7人の女性たちの物語。わたしも高校卒業後は、まあずっと働いてきましたから、女性の仕事の話というのは、「うんうん、わかるわかる」と共感できることが多いので好きなんです。栄養士の由美子さんのお話は面白かったな。
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# by yangzi-o | 2006-11-23 20:01 | 読書