『くじけないで』(柴田トヨ著)
2010年 07月 30日
先週の日曜日のNHK朝のニュースで、宇都宮市で一人暮らしにしている98歳の柴田トヨさんが処女詩集を出版したことが報道され、いくつかの詩を紹介されました。その日、天神に出かけ本屋をのぞくと平台に山積みされていたので、衝動買いしました。
手に取ってじっくり読んでみると、どの作品からも白寿とは思われないみずみずしい感性が感じられ、じわりと心にしみわたってきます。
私の一番好きな詩は「私ね 人からやさしさを貰ったら 心に貯金しておくの」で始まる『貯金』です。
今週半ばの雨の影響からか、右膝の調子がまた悪くなり、月末の繁忙期も重なってダウン寸前の毎日でした。整骨院の先生の話によれば、低気圧が近づくと筋肉の内圧が高まって痛みが出るのだそうです。「不調なときこそ通ってきてくださいね。根気強く治していきましょう」と励ましてくれましたが、暑くてもガマンするから、当分雨が降らんでほしいと願う勝手な私です。
きょうは通院はあきらめて月末最終日にむけて残業するつもりでしたが、「yangziさん、仕事はいいからリハビリは毎日通ってください!」と本気で言ってくれた同僚の言葉を私も心に貯金しました。
by yangzi-o
| 2010-07-30 22:39
| 読書