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日々あれこれ


by yangzi-o

4月読了本

◎「三十光年の星たち 上下巻」(宮本輝)
◎「夢見通りの人々」 (宮本輝)
◎「星宿海への道」  (宮本輝)
◎「ばんば憑き」    (宮部みゆき)
◎「レヴォルューションNo.0」(金城一紀)
◎「本日は大安なり」 (辻村深月)
〇「漂流家族」     (池永陽)
◎「悲しみの中にいる、あなたへの処方箋」(垣添忠生)
◎「麒麟の翼」     (東野圭吾)
◎「猫語の教科書」  (ポール・ギャリコ)
◎「星野芳郎著作集第7巻」
◎「これだけは知っておきたい高校生のための原発の基礎知識」
◎「原子炉時限爆弾」(広瀬隆)
〇「原発と地震ー柏崎震度7の警告」(新潟日報社特別取材班)

 3月の仕事の繁忙期が終わって毎日定時に帰宅できるようになったのですが、疲れと膝・手の痛みがなかなか取れず、夕食後はひたすら横になって本を読んで過ごしました。原発事故も不安だし、被災地で行方不明の肉親を探しておられる方々を想うと、震災前のように趣味の手づくりに没頭する気になれずにいます。

 数年前に初めて読んだ宮本輝さんの作品がたまたま自分に合わなかったためにその後ずっーと敬遠していたのです。惜しいことをした。でもこれから読める本はたくさんあるのだから幸せです。図書館から「宮本輝全集」を借りて読んでいきたいです。
 去年の今頃は病院のベッドで、日曜日夜のテレビ「新参者」を楽しみに見ていましたが、今回の「麒麟の翼」も良かったです。
 今月は小説以外に原発に関する本もつづけて読みました。書店に行くと、原発や地震の書籍の特設コーナーがあり、4冊購入しました。政府や東電、マスコミが報道することを鵜呑みにしていたら、日本はとんでもないことになりそうだからです。星野芳郎氏の「原子力研究三原則の今日的意義」(1969年)は、日本に原発が持ち込まれた目的と背景が詳しく書かれていて目から鱗でした。
by yangzi-o | 2011-04-30 20:47 | 読書