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日々あれこれ


by yangzi-o

◎『きみの友だち』重松清

<嬉しいこと、つらいことがいっぱいあったから、「友だち」の意味がわかった――痛みや喪失を乗りこえ、少女たち、少年たちはやがて…。>

 昨年読んだ『青い鳥』がとっても良かったので、重松さんの作品は少しずつ読んでいます。この本も出版された当時かなり評判が良かったと記憶していますが、もっと早く読めばよかった。不慮の事故で松葉杖の生活を余儀なくされた恵美と彼女のまわりの子ども達の10篇の物語。傷つきやすく屈折した子どもたちの心に重松さんの温かい目が注がれて、どの子にも共感できました。

 このところの春を思わせるような暖かさに体温調節が機能しなかったためか、4年ぶりに風邪をひいてしまいました。あさってからの3連休は家の中で読書三昧になりそうです。
by yangzi-o | 2008-01-10 22:44 | 読書