◎◎『激流』柴田よしき
2007年 07月 23日
中学3年の京都での修学旅行中、小野寺冬葉が自由行動のバスから忽然と姿を消す。20年たって同じ班の同級生の携帯やパソコンに「わたしを憶えていますか?」というメールが届く。冬葉は生きているのか?どこにいるのか?
二段組・550頁の長編でしたが、とにかく面白くてこの一週間、存分に楽しませてもらいました。女優や編集者、刑事等になった15歳から35歳までのそれぞれの同級生の人生模様と心理描写は、殺人事件もからまって、読んでいて飽きなかった。柴田さんは本当に上手い!中学時代の同級生に20年ぶりに会って話を聞いたような面白さだわ。恩田陸さんの『黒と茶の幻想』にちょっと似ているかな。私はこういう小説が好きなんですねえ。
柴田さんの未読の作品もどんどん読んでいきたい。
二段組・550頁の長編でしたが、とにかく面白くてこの一週間、存分に楽しませてもらいました。女優や編集者、刑事等になった15歳から35歳までのそれぞれの同級生の人生模様と心理描写は、殺人事件もからまって、読んでいて飽きなかった。柴田さんは本当に上手い!中学時代の同級生に20年ぶりに会って話を聞いたような面白さだわ。恩田陸さんの『黒と茶の幻想』にちょっと似ているかな。私はこういう小説が好きなんですねえ。
柴田さんの未読の作品もどんどん読んでいきたい。
by yangzi-o
| 2007-07-23 19:56
| 読書