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2006年12月読了本

◎『黒と茶の幻想』恩田陸 再読
◎『図書館の神様』瀬尾まいこ
 『わたしのグランパ』筒井康隆
○『家内安全』夏石鈴子
○『テロリストのパラソル』藤原伊織
◎◎『一瞬の風になれ』全3巻 佐藤多佳子
◎◎『風が強く吹いている』三浦しをん
○『駆ける少年』鷺沢萌
○『F落第生』鷺沢萌
◎『つきのふね』森絵都
 『心にナイフをしのばせて』奥野修司
○『優しい子よ』大崎善生
◎◎『ウェルカム・ホーム』鷺沢萌
○『バイバイ』鷺沢萌
○『賢者はベンチで思索する』近藤史恵
○『浄土』町田康 再読
○『配達あかずきん』大崎梢
○『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘
◎『いつかパラソルの下で』森絵都
○『使命と魂のリミット』東野圭吾
◎『三四郎はそれから門を出た』三浦しをん
◎◎『幸福な食卓』瀬尾まいこ
◎『いつか王子駅で』堀江敏幸
by yangzi-o | 2006-12-31 17:33 | 読書
 去年の11月までは図書館から本を借りてきて睡眠薬代わりに寝しなに読書する程度でした。休日になればデジカメぶら下げて野山を歩き、野草をみつけては撮影するのが趣味でした。
 ところが12月からの記録的な厳冬で外出もままならず、読書の時間が一気に増えました。ネットをウロウロするうちに、世の中には書評ブログを書いている方がたくさんおられるのに遅ればせながら気づき、「面白かった」「良かった」と紹介されている本を図書館に予約してむさぼり読むようになりました。そんなわけで、タイムラグの大きな作品もありますが、マイベスト10です。

1.「夜のピクニック」恩田陸
 読んだあとは山登りで山頂を極めた瞬間にも似た圧倒的な清々しさで身も心も軽くなったようでした。興奮さめやらず友人に即「凄く良い本を読んだ」とメールしました。でも恥ずかしながら、この本を読むまで恩田さんて男性だと思い込んでいた無知な私です。
2.「風が強く吹いている」三浦しをん
 これも初めて読んだ三浦さんの本。良かった、最高に良かった。何もいうことはありません。
3.「チョコレートコスモス」恩田陸
 完徹して一晩で読む終えました。朝まで一睡もできませんでした。続編が読みたい。
4.「沖で待つ」絲山秋子
 総合職の女性を描いた作品と知って、文芸春秋を買って読みました。女性の働く現場をリアルに描いた小説は少ないので、絲山さんの今後の作品にすごく期待しています。
5.「日暮し」「ぼんくら」宮部みゆき
 宮部さんの作品は数年前にかなりはまってほとんど読んだのに時代物を敬遠していました。もっと早く読めばよかった。
6.「しゃべれどもしゃべれども」佐藤多佳子
 面白かった!
7.「西の魔女が死んだ」梨木香歩
 文庫本の「家守綺譚」を読んで興味を持ち、次に読んだ本。感動しました。大好きな本です。
8.「ウェルカム・ホーム」鷺沢萌
 人情の機微にあふれた温かい作品でした。来年も鷺沢さんの本を読もう。
9.「DIVE!!」森絵都
 マイナーなスポーツなのに、ここまで惹きつけられるとは。再読したいです。
10.「告白」町田康
 図書館から2回借りて読みました。もう買うしかないだろう。何度でも読みたい本。

 この他にも、恩田さんの「光の帝国」「蒲公英草紙」「黒と茶の幻想」「ネバーランド」、三羽省吾さんの「イレギュラー」、宮部さんの「初ものがたり」、伊坂幸太郎さんの「終末のフール」、貫井徳郎さんの「愚行録」も良かった。

 来年は若いときに読んだ古典をもう一度読み返してみようかと思っています。
by yangzi-o | 2006-12-29 15:58 | 読書
 今年最後に手元に来た図書館の予約本です。
 『風が強く吹いている』『一瞬の風になれ』を読んで相当のインパクトを受けた直後の本でしたが、読み応えがありました。深いです。瀬尾まいこさんの本はこれで3冊目だけど、一番良かった。
 予想していなかった結末だったから、思いっきり泣きました。私の身近に突然最愛の人を亡くした友人がいるので身につまされました。唐突な感じを受ける人もいるだろうけれど、人生ってホント、何が起きるかわからない。またいつか再読したくなる本です。
 深刻な問題だけど淡々と描かれたこの作品の世界がどんな映像になるんだろう?
by yangzi-o | 2006-12-27 22:51 | 読書
 3日3晩かけて、全3巻一気読みでした。昨夕は夕食の魚を焼いているときも本から目が離せませんでした。
 後一日で今の職場ともお別れ、来年早々新しい職場へ変わります。いい加減年くってるけれど、やはり不安もある。でもやるしかないだろう!と腹をくくらざるを得ない心境の年の瀬、この本に出逢えてよかった!心に響く言葉がちりばめられていた。

 ひたむきに努力する美しさを感じました。よし!信二や谷口には負けられない。私も頑張るぞ。
by yangzi-o | 2006-12-27 21:53 | 読書

図書券の餞別

 いよいよ後5日で退職。ゆるみっぱなしになりそうな頬をパンパンと叩いていたところ、「yangziさんが一番喜ぶと思って」と同僚がそっと小さな包みを差し出してくれました。なんと図書券の餞別でした。昼休みにはみんな、私のつたない本の感想のおしゃべりにつきあってくれましたね。ミステリー好きのWさんにはずいぶん本を借りました。「これからも面白い本を読んだらメールで知らせてね」と言ってくれました。図書券が涙でかすみました。一生忘れられないとっておきの大切な本のために使わせてもらいます。
by yangzi-o | 2006-12-25 20:55 | 日々あれこれ
 きょうは午後からベートーベンの第九コンサートに出かけました。その途中で本屋に寄り、三浦しをんさんの『三四郎はそれから門を出た』に触発されて『神聖喜劇』第1巻(光文社)を衝動買いしました。文庫本なのに一冊1100円もするんです。とても全5巻を一度に買うことはできませんから、1カ月に1冊ずつ買うことにしました。

 相方が本屋に隣接するビッグカメラでレンズを物色している間、早速休憩コーナーのベンチに座り読み始めました。コンサートの会場には1時間近く早目に到着したので、近くの公園のベンチでつづきを。コンサート会場に入ってからも読み耽り(あ、コンサートは聴きました。良かったです)、帰りに寄った居酒屋でも本から目が離せず、食べ終えた焼き鳥の串をお箸と間違えて「あんた病気だね」と相方に呆れられました。
 年内の読書計画が大狂い。帰宅すると図書館から「予約された本が準備できています」という留守録も入っていた。たぶん瀬尾まいこさんの『幸福な食卓』だな。
by yangzi-o | 2006-12-24 22:19 | 読書
 図書館に予約していたのですが珍しく一週間で手元にきました。昨夜から読み始め、午後からヒマだった仕事の合間に盗み読みし、送別会&カラオケに参加する夕方までには大方読み終えました。
 またまた読みたい本が増えちまった。
 来年は大西巨人の『神聖喜劇』に再挑戦してみよう。若いときに読んで挫折したけど、年取って少しは感じ方も変わっているかもしれない。

 「一人きりでする行為のように見えて、常にだれかとつながっている。時空も、虚実も、虚実の狭間も超えて。だから、私は、読書が好きだ」
by yangzi-o | 2006-12-22 22:17 | 読書
 『つきのふね』とは違って、100パーセント大人の小説でした。ここに登場する「大海」という父親ほどではないけれど、厳格な父に反発して高校卒業と同時に家を出て自活したので、複雑な気持ちで読みました。
 「誰の娘であろうと、どんな血を引こうと・・・人は等しく孤独で、人生は泥沼だ。愛しても愛しても愛されなかったり、受けいれても受けいれても受けいれられなかったり。それが生きるということで、命ある限り、誰もそこから逃れることはできない。」
 うんうん、本当にそうだね。20代で気づいた野々はえらい。
 それにしても、大のイカ好きの私、イカイカ祭りの場面ではよだれが出ました。イカそうめん、イカの姿焼き、イカフライ、イカめし、イカ汁、全部食べたい!
by yangzi-o | 2006-12-21 20:16 | 読書
 図書館に予約していたのだけど、同僚が貸してくれました。同僚はミステリー好きで、東野圭吾さんの新作も買ったらしい。もうちょっとで読み終えるから貸してあげるよとのこと。やったー!お礼に『風が強く吹いている』をお貸しすることにしました。
 夕食をはさんで3時間で一気読みしました。私としてはミステリーの内容よりも、いろんな仕事の内容が書かれている小説を読むのが好きなので、書店員の仕事の方が面白かった。大好きな本に囲まれて幸せな仕事だなあと勝手に想像していたけれど、大変な仕事なんだ。巻末の「書店のことは書店人に聞け」という座談会も興味しんしんでした。
by yangzi-o | 2006-12-19 20:05 | 読書
今朝図書館から借りてきたばかりの本ですが、昼食・お昼寝をはさんで一気読みでした。気持ちの落ち着く雨の日曜日にぴったりの本でした。

 どうしてスープのことばかり考えているのか題名からして興味がわきましたが、主人公がサンドイッチ屋さんで新製品のスープつくりにとりくんでいたとは。主人公をとりまく人々も個性的で面白かった。巻末の「名なしのスープのつくり方」は笑えます。
 「・・・仕事というのは誰かのためにすることだと当たり前のことに思い至った」「その『誰か』をできるだけ笑顔の方に近づけることーそれが仕事の正体ではないか」「そう考えてみれば、サンドイッチやスープをつくって手渡すことは、何人もの笑顔を最前列で見られる貴重な仕事のひとつかもしれなかった」
 う~ん、いい言葉です。私はといえば、義務と責任感だけで仕事をしているな。
by yangzi-o | 2006-12-17 19:07 | 読書