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2008年7月の読了本

◎『許さざる者』笹本稜平
◎『ラン』森絵都
○『さよなら渓谷』吉田修一
◎『平台がおまちかね』大崎梢
◎◎『最後の願い』光原百合
○『生活の設計』佐川光晴
○『ジャムの空壜』佐川光晴
○『十八の夏』光原百合
○『屈折光』鏑木蓮
○『婚礼、葬礼、その他』津村記久子
○『橋を渡るとき』光原百合
◎『銀の犬』光原百合
○『我、言挙げず』宇江佐真理
◎『Field, Wind』あさのあつこ他
○『金色のゆりかご』佐川光晴
○『日無坂』安住洋子

 7月の読了本は16冊でした。今月の目玉は光原百合さんです。『最後の願い』は積読コーナーで埃をかぶっていたのを引っ張り出して読んだのですが、もっと早く読めばよかった。『銀の犬』も良かったです。
 笹本稜平さんもお初の作家ですが、『還るべき場所』はあまりにも高度な登山の内容だったので挫折しました。『越境捜査』は図書館に予約していますが、いつになるやら。佐川光晴さんも初めて読みました。屠場で働いていた経験を綴った『生活の設計』はなかなか面白かったです。ひきつづき読んでいきたい作家です。
 「青春スポーツ小説アンソロジー」の『Field,Wind』はどの短篇も面白かった。

 今月は長年の願望だった「手製本」の講座を受講することができ、今後の展望も開けてきました。休日はその復習にかかりきりなので、読書は平日の夜に限られ、ちょっとペースが落ちました。来月も予約した新刊本がつぎつぎに届きそうだから、余暇の時間の配分に悩みます。オリンピックもあるんだなあ。
by yangzi-o | 2008-07-31 20:14 | 読書

はじめまして

<自己紹介>
 
・ニックネーム yangzi(ヤンズ)→本名の中国読みらしいです。
・性別      女性
・出身地     山口県
・住んでいた県 東京都 北九州市
・現住所     福岡市
・家族      夫と二人暮らし

 両親は小さな小さな軽印刷屋を自営していました。物心ついたときは夕食が終わるとすぐさま食卓(ちゃぶ台)は作業台となり、母はトントンと手折りをし、父はカリカリと謄写版を切っていました。私の原風景のようなものです。誕生日のプレゼントに2~3歳の幼児が遊べる小さな滑り台を買ってもらいましたが、いらなくなった謄写版の原紙でこするとよく滑るようになったという記憶があります。しかし、こういうことを書くとおのずと年齢がばれます。
 小学校3年生のころから両親の仕事を手伝うようになりました。手伝うといっても子供のすることですから、近くのお得意様まで校正刷りを届けたり、角をホッチキスで止めたり、間違えたらわかるように父が各台数えた刷紙を丁合したりしました。印刷屋にとって年間で最も忙しい3月は春休みでもあったので、ほぼ一日中手伝っていました。
 中学、高校と進級するにつれて、正月三が日しか休めない両親の仕事を疎んじるようになり、絶対に印刷業だけには就職しないぞと心に固く決めていたのですが、「カエルの子はカエル」の言葉どおり、高校を卒業後は印刷会社に入っていました。

 職人気質の父の血を引いてあまり人と頻繁に接触せずに黙々と作業することに向いていたのたでしょうか、版下作製、解版、植字、校正、製本と仕事内容の変遷はありますが、ずっと印刷会社で働いています。
 仕事に好きも嫌いもないのですが、現在の製本の仕事が一番肌に合っているようです。飽きやすい性格なので、折ったり切ったり貼ったり丁合したり綴じたり巻いたり等々、いろんな工程を経て最終的にいろんな形に作り上げるのがおもしろいのです。自分の天職だと思える仕事に就けて幸せです。仮製本の工程は一応自力ですべてこなすことはできます。

 機械操作は好きなのですが、縁あって「製本」という仕事に就いたからには、上製本をつくってみたいと長い間願望してきました。製本会社に就職する機会もなく、手製本の教室も近郊にはないので、栃折久美子さんの『手製本を楽しむ』を購入して、見よう見まねでつくってきました。ときたま諦めきれずにネットで「手製本」というキーワードで検索していたのですが、2008年5月、ついに「文庫本を上製本に仕立てる」という田中栞さんのワークショップをみつけ、即座に申し込みました。
 これで一気に火がつき、長年心の中に押さえこんでいた悲願実現に向け、横浜~大阪へと手製本のレッスンを受講することになりました。

 手製本の道は奥深く、まだまだ駆け出しですが、これで生涯、製本と縁を切ることなく続けられるという希望が見えてきました。
 一冊一冊、中身や表紙の装丁を考えながら手作りする楽しみにはまっています。
by yangzi-o | 2008-07-28 23:44 | はじめまして

『手紙』コブクロ

<どんな季節も 意味の無い風は吹かないはずだから
 強く儚く咲く花のように 今を受け止めて。
 弱い自分に負けないで。>

 アルバム『5296』をひっさげた今春のツアーは、なんとマリンメッセの最前列でした。
 こんな強運ってほんとうにあるんだ。
 一週間前に届いた「アリーナ1列○○番」と印字されたチケットを見て、「1列って縦なの、横なの?」とびっくり仰天。当日は目の前のお二人に興奮は最高潮、ノリノリの一晩を過ごさせてもらいました。
 しっかし、それで燃え尽きたのか、コブクロ熱は急速に平熱に下がり、新しいチケットの購入方法(ネットで顔写真を送らねばならない)にも納得がいかないので、しばらくはライブには行かないでしょう。 

 もう4年くらい前、ツタヤのレンタルコーナーで、「爆発的ヒットはないけど心に沁みます。『風』は名曲です」というコブファミのお薦め文に惹かれて試しにレンタルして聞いたのがコブクロとの出会いでした。その『風』にまたたくまに虜となり、その後発売された『ここにしか咲かない花』では、落ち込んでいた気分をずいぶん慰められました。誰もいない草原に座り込んで、エンドレスで聞いたこともあります。

 <どんな季節も意味の無い風は吹かない>
 思い当たること、いっぱいあります。再就職先を探してもパートの職しかなくて、いろんな職場を転々とした時期、どんなに経験があっても女性は一度職場を辞めると、そのキャリアは評価されないのだということを身に沁みて痛感しました。でもその当時、いろんな職場でいろんな仕事のやり方、いろんな機械の操作を覚えたことで今があるということもたしかな事実だから。

 コブクロもメジャーデビューした後、彼らの歌がなかなか多くの人々に浸透せず、悩み苦しんだ時期があったようです。だからこそ、たくさんの心に沁みる歌をつくることができたのでしょう。昨年末にレコード大賞受賞という、ある意味一つの頂点に上りつめて、これから二人はどこへ向かって歌っていくのか・・・。ライブには行かないけれど、行く末を見守りたいです。
by yangzi-o | 2008-07-27 18:07 | 心に残った言葉

B6版の本

 知人に頼まれて一冊つくってみました。本身は無線のアジロ綴じです。いつもは花柄や可愛い柄の布が好きですが、今回は知人の好みに合わせて渋めの無地の表紙にしました。

 束=10ミリ チリ=2.5ミリ 平の板=126ミリ(本身より2ミリマイナス) ミゾ=7ミリ

 この寸法でチリは天地・左右ともほぼ均等になりました。こんなもんかなあと寸法を決めたのですが、ドンピシャリ。だんだん勘が働くようになってきました。まぐれか?

 
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 布の裏打ちに初めてメルシーホットを使用しましたが、これはとっても便利!それにとても薄くて角の始末やミゾが綺麗に仕上げられます。
 でもよくよく見ると、あちらこちらに失敗が・・・。アバウトなO型のなせる技です。試作品ということで勘弁してもらいましょ。
 
by yangzi-o | 2008-07-27 08:45 | 手製本

ユザワヤでお買い物

 体が溶けてなくなりそうなくらい暑い中、ミーナ天神のユザワヤへ行ってきました。
 先日、横浜の田中栞さん宅での「一日製本教室」に参加して、いろいろ欲しいものが出てきました。手帳にメモしていざ出陣!

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 ここは本当に危険区域です。一歩足を踏み入れるとなかなか脱出できません。6階と7階を行ったり来たりで、店員さんにあれこれ尋ねて、欲しいものはほとんど手に入れました。
 きょうは初めて7階に上がったのですが、画材も豊富に置いているのにはびっくりしました。スケッチの好きな相方がきたら喜びそう。友禅和紙や千代紙もいっぱいありました。これに書道や表装用品も置かれたら言うことないんだけどな。

 田中さん宅で見せてもらった小さなアメリカ製のボタンもみつけました。しおりの先にくっつけるとほつれないのです。可愛いネコのボタンもありました。

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 ユザワヤでかなりの体力を使い果たし、ジュンク堂はパス、ロフトで洋紙を購入してやっと帰りました。
by yangzi-o | 2008-07-26 21:59 | 手製本

親切な駅員さん

 田中栞さんの「一日製本教室」につづいて、8月は大阪の中尾エイコさんの「一日体験レッスン」を受講することにしました。大阪なら日帰りに往復できるし、いざとなれば高速バスやフェリーを利用すれば、交通費も節約できそうです。
 JR九州に「新幹線大阪割引切符」を電話で予約したところ、「山陽新幹線2枚切符」の方が600円ほど安いといわれる。ただ発売日が8月2日以降なので、指定席が確実に取れるかどうか不安で、「大阪割引切符」で予約することにしました。
 今日、最寄の駅に切符を受け取りにいくと、みどりの窓口の駅員さんは、「指定席券は預かっておくから8月10日ごろに取りにきてください。少しでも安いほうがいいから」と親切に言ってくれました。600円といえば、帰りのお弁当代に当てられるからラッキーだわ。
 博多駅の窓口に行ったらこうはいかなかったかもね。ありがとう!駅員さん。
by yangzi-o | 2008-07-25 22:43 | 日々あれこれ
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
by yangzi-o | 2008-07-23 22:19 | 心に残った言葉

『屈折光』鏑木蓮

 「どんなになっても一日でも生きる。そして寿命がくれば、懸命に生きたことに拍手喝采で、歓喜して死ねる。臨終は凱旋だ」

 
by yangzi-o | 2008-07-23 22:17 | 心に残った言葉

一日製本教室

 7月20日は、横浜在住の田中栞さん宅で「一日製本教室」を受講しました。
 今年のゴールデンウィークに福岡市で開かれた田中先生による文庫本をハードカバーにするワークショップに参加したのが縁になり、思い切って上京しました。この3連休は初めて北アルプスの八方尾根に登る予定でホテルも予約していたのですが、キャンセルしてこの日の教室に参加して本当によかったです。

<この日つくった記念の作品>
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 長い間、本かがりのやり方を直接教えてもらいたかったので、念願かなって大満足です。
 和本もはじめてつくりました。田中先生の要所を押さえたレッスンはとてもわかりやすかったです。とはいっても、明日にはきっと大切なことは忘れるにちがいないので、デジカメで何度もシャッターを押しながらの受講でした。

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by yangzi-o | 2008-07-21 21:01 | 手製本

東急ハンズ新宿店

 田中栞さんの「一日製本教室」に参加するために7年ぶりに上京しました。
 早朝7時博多発の「のぞみ」に乗ると、どやどやと一族郎党組も乗車してきて、新幹線が動き出すや否や、「シュポ!」とつぎつぎに缶ビールを開ける音が鳴り響き、またたくまに大宴会が始まりました。「いくらなんでも朝からビールかよ」と半分羨ましい気分でチラチラ見てたのですが、なにせウルサイといったらありゃしない。大の大人達が公共交通機関内で大騒ぎ。ちっとも本が読めないじゃないの。東京まで約5時間、『屈折光』を読み終えたいという私の願望は水の泡に帰しました。
 仕方ないのでipodで音楽や落語を聴いてボーと過ごすしかなかったわ。

 12時15分東京着。すぐに中央線特快に乗り換えて新宿の東急ハンズに向かいました。
 この日の戦利品。
 
 
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 8階から2階まで各階ひととおり見てまわって、また東京駅に戻りました。
by yangzi-o | 2008-07-21 18:11 | 手製本材料・道具