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<   2011年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 <生きる意味があるか、と問うのは、はじめから誤っているのです。人生こそが問いを提起しているからです。生きることはいつでも課せられた仕事なのです>

 朝日新聞の『本の舞台裏』というコラム欄に「この無慈悲な災害をどう受け止めたらいいのか」といった思いで混乱しそうなとき、精神的な手がかりを得られるかもしれない一冊として紹介されていたので、さっそく図書館で借りて読んでみました。今回の地震と原発事故の前と後では、福岡にいても生き方を変えざるを得ないという気持ちでいます。去年バイクで転んで骨折したことも、のどかな日常の些細な出来事のように思えます。じゃあ、具体的にどうすればいいのか答えはみつからないのですが、壮絶なアウシュヴィッツの体験をくぐりぬけた著者の「人生が私たちに『今とここ』でたえず問いかけるのであり、それに答えることが生きること」というメッセージが心に新鮮に響いています。

 朝からあちこち買い物に出かけ、「タスキ・プロジェクト」へ発送を済ませました。適当な入れ物がみつからず、結局ボストンバックに詰め込んだのですが、郵パックで受け付けてくれたのでホッとしました。近くにある「ギャラリーのろぺこ」で可愛いポーチもみつけました。ボストンバックに入る範囲で考えられうる日用品は詰めたつもりですが、なにせ洋服のセンスがないので「気に入ってもらえるだろうか」とちょっと不安でもあります。当座の寒さを防いでくれればと願っております。

 団地の駐車場の片隅に今年もコスミレが咲きました。厳冬の影響なのか、今年は花数が驚くほど多いです。那珂川沿いもヒメウズ、オオイヌノフグリ、ハコベ等々が例年にもまして咲き誇っています。桜も2分咲になりました。東北地方にも一日も早く暖かな春が訪れますように。
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by yangzi-o | 2011-03-27 20:55 | 心に残った言葉

タスキ・プロジェクト

 いつもの朝のように「行ってきま~す」「行ってらっしゃい」と職場へ学校へ保育園へと別れた家族が、そのまま永遠に再会できず、亡骸すらも抱きしめることができないなんて、わが身に置きかえて想像したとき、胸が潰れそうです。でもその悲しみ、辛さ、淋しさは経験した方にしかわからないでしょう。
 年度末の仕事が多忙な時期で身動きができず、ただただニュースを見て涙する毎日でしたが、コンビニやスーパーに立ち寄れた夜は募金箱に「せめてもの」という思いで少しずつ募金してきました。
 「何か他にできることはないか」と考えていたとき、昨日の新聞で「タスキ・プロジェクト」という支援を知りました。自分と同じ背丈の大切な友人を思い浮かべ、お気に入りの洋服や日用品をセットにして「福袋」のように送るというものです。それぞれがセットにして詰めれば、被災地で仕分けする手間が省けるというアイデアなのです。「これなら今の自分でもできる!」と思いました。
 きょうは思ったより早く仕事が終わったので、スーパーに寄ってこまごまとした日用品をさっそく購入してきました。受け取られた方が「ふふ」とひとときでも思わず笑ってもらえるようなものも入れたいと考えています。明日は休日出勤を免れたので、いろいろ揃えてさっそく第一便を送りたいです。
by yangzi-o | 2011-03-26 22:26 | 日々あれこれ
<18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。「四季」の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届き…。>

 大のお気に入りの作家である大島真寿美さんの新刊です。日曜日の夜から昨夜まで夜な夜な読みふけっておりました。大島さんは離別や死別を余儀なくされた複雑な環境に育つ子どもたちを主人公にした小説が多く、ラストがいつも心にポッと灯がともるよう透明な明るさがあってとても好きなのですが、この物語も300年前のイタリアで生きる孤児と彼女をとりまく人々を丁寧に描いています。
 かなり昔、FMのクラシック番組のなかで、ヴィバルディが孤児院で孤児たちにバイオリンを教えたいたことを知って親近感を覚え、それから『四季』はもちろん『調和の霊感』を聴くようになり、大好きな音楽家になりました。今も久しぶりに『調和の霊感』をiPodに入れて聴いているところです。
 何か大きな事件やドラマが展開されるわけではないのですが、エミーリアをはじめいろんなしがらみや後悔や軋轢のなかで、「よりよく生きよう」とする人々の姿が目に浮かんでくるようです。年度末の繁忙期に押しつぶされるそうな気持ちでいるときに、じわじわと励まされてました。
by yangzi-o | 2011-03-09 21:50 | 読書
 今日は朝から小雨が降るあいにくの天気でしたが、午前中は月一回のパーチメントクラフトの教室でした。きょうで12回の初級コースを修了し、中級コースへ入りました。いよいよ扇をつくります。先生の説明を受けながら一枚作るのに2時間近くかかりました。これを12枚つくるのかと思うと気が遠くなりますが、チマチマコツコツといった作業は嫌いじゃないので、無心になって没頭できそうです。中級コースは20回もあるので、先生のご協力も得ながら、これまでよりちょっとペースを上げてとりくみたいです。

 午後から桜坂へ所用で出かけた帰りに、天神のファンテンの取扱店に寄りました。去年から傷めている右手の親指の付け根はチタンテープがよく効きます。仕事中手を洗うとテープが濡れて紙を触れなくなるので、耐水性のテープを購入しました。ズキズキした痛みがかなり軽減したことをお店の若い人に話すと、パーッとこぼれんばかりの笑顔になってとっても喜んでいました。自社の製品を褒められればやっぱり嬉しいもんでしょう。調子に乗って「膝痛にも効くかしら?」と訊ねると、懇切丁寧に右膝に貼ってみせてくれました。

 先月から通い始めた整体院はとても良い先生なのですが、「年を取るとあちこち擦り切れてきます。痛みを完全になくすことは不可能、山登りなどして無理をしないように」と言われ、ちょっと抵抗を感じました。そうしたとき、『ひざ痛は99%完治する』(酒井慎太郎著)をいう新書を新聞広告で見てさっそく買って読んでみました。手軽にできる膝痛体操を即実行してみたところ、チタンテープとの相乗効果なのか、私が暗示にかかりやすいタイプだからなのか、膝のこわばりが少しずつ取れてきたような気がします。
 ともかくも山歩き以前に、この3月の繁忙期を無事に乗り切らなくてはいけないので、あれやこれや手を尽くしているところです。
by yangzi-o | 2011-03-06 22:23 | 日々あれこれ

JR博多シティ

 昨日オープンしたばかりのJR博多シティまで仕事が終わったあと行って来ました。グルメもスイーツもファッションもまったく興味のない私の目指したのは、東急ハンズ4・5階と8階の丸善です。
 東急ハンズ4階の革工芸コーナーはけっこう充実していました。さっそく豆本に使えそうな端革を購入しました。オープンイベントとしてコインケース作りの講習をしていましたが、時間があったら私も参加したかった。
 さてさて何年も前から楽しみにしていた5階のステーショナリーは、ごくごく個人的な感想を言わせてもらえば、期待を完全に裏切られました。紙の種類も少ないし、手製本の材料もキットだけでがっかりしました。画材コーナーはあったので相方は喜ぶだろうな。インキューブとは違って中年の男性客が多かったです。
 ドーッと力が抜けて8階に上がると、「お~~!丸善が広い!本が本がズラーッと並んでいる!」と興奮してきました。手づくり関連の書籍も充実していたし、丸善ならではの文房具コーナーも健在、見ているだけで楽しくなってきます。天神店にあったギャラリーはないのかしら?
 
 まあとにかくも東急ハンズをチラッと見れたので良くも悪くも気持ちが落ち着きました。4月になって全館ゆっくり見て廻れば面白いお店がみつかるかもしれない。雨の日や夏の暑い休日は、アミュプラザ博多でそれなりに楽しめそうです。
by yangzi-o | 2011-03-04 21:17 | お出かけ

ペンギンの丸箱

 先月の「手づくりフェアin九州」の体験講習でつくった羊毛フェルトのインコを携帯の待受け画面にして、職場で見せびらかせていたところ、若い同僚が羊毛フェルトの本を4冊貸してくれました。どの本も可愛くて可愛くて見るだけで癒されます。動物だとか立体的な物をつくるのはまだまだ難しそう、年度末の繁忙期が終わって気持ちが落ち着いたら挑戦してみたいです。お礼にクチュリエのペンギンの図案を刺繍した丸箱をつくりました。
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 あまりのラブリーさに呆れられるかもしれんなあ。

 3月に入ったのにどの仕事も校了が遅れ気味で、後へ後へとしわ寄せがきそうです。来週からいよいよ地獄の年度末に突入しそう・・・。思い起こせば、小学生のころから私には春休みがなかった。両親が小さな軽印刷業を自営していたので、猫の手も借りたい3月は子どものできる仕事は手伝わされていました。でも時給100円くらいはもらい、そのお金で新学期のノートやら文房具を買っていました。今みたいにいろんな種類の文房具はなかったけれど、自分の好きなものが自由に買えるのが嬉しかった。家族旅行というのも5本の指があったら足りるくらいしか行った記憶がないけれど、少なくとも汗水流して働くことは厭わない人間に育ててもらったことは感謝しています。
by yangzi-o | 2011-03-03 22:27 | カルトナージュ