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10月の読了本

◎◎「おまえさん」(宮部みゆき)
◎ 「夢行脚」(浮穴みみ)
◎ 「それでも彼女は歩きつづける」(大島真寿美)
◎ 「驟り雨」(藤沢周平)
◎ 「春秋の檻」(藤沢周平)
◎ 「風雪の檻」(藤沢周平)
◎ 「古手屋喜十為事覚え」(宇江佐真理)
◎ 「彼女がその名を知らない鳥たち」(沼田まほかる)
〇 「警官の条件」(佐々木譲)
〇 「困ってる人」(大野更紗)
〇 「アントキノイノチ」(さだまさし)
〇 「流転の薔薇」(加藤元)

 今月は豆本展への出品作品の追い込みや本業の仕事も忙しかったのに、こんなに本を読んだのだなあと我ながら驚いています。ダントツはなんといっても「ぼんくら」「日暮し」に続く第3弾の「おまえさん」です。面白かった!登場人物がありありと目に浮かぶのです。さすが宮部みゆきさん!読んでいる間は本当に幸せだったなあ。
 「夢行脚」は江戸中期の筑後に実在した女性俳諧師の物語です。心通わぬ夫と婚家を捨てた主人公が、俳諧師・有井湖白と駆け落ちの末、単身、芭蕉の足跡を辿るのです。江戸時代に自分の意思を貫いたこんな女性がいたとは驚きでした。文章も読みやすくいたく共感しました。
 「猫鳴り」が良かった沼田まほかるさんの「彼女がその名を知らない鳥たち」は凄いものを読んでしまったという衝撃そのもの。ドロドロしているのだけど読後感はなぜか良いのです。どんな人生経験を経たらこんな小説が書けるのだろうかと著者にますます興味がわき、新刊の「ユリゴコロ」を買ってしまいました。来月じっくり読むことにします。
 大島さんの新刊も良かった。いまさらながらの藤沢周平さん、まだまだ読む本がたくさんあって幸せです。宇江佐真理さんの新刊も、これまでとちょっと文体が渋くなったような感じでこれまた良かったです。
 とにもかくにも「読書の秋」にふさわしい実りある10月でした。
by yangzi-o | 2011-10-31 20:52 | 読書
 今日の福岡は朝から雨が降る生憎のお天気でしたが、ふくまめ創作豆本展「ここから」まで出かけてきました。初日と休日が重なるという私にはラッキーな日程で、欲しかった豆本もばっちり手に入れることもできました。展示会場はちょうどテレビ局の取材中でした。
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 タイミングよく知人も来場してくださり、堂々とテレビ局の取材を受けてくれました。放送が楽しみです。

 わたくしことLittle handのコーナーです。今年はピンボケなしで撮れました。
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 オークション作品は凄いですよ!お近くまで来られたらぜひぜひ見に来てくださいませ。

 本日ゲットした豆本は、うみうさぎ堂さんの「ネガタビ」と茶柱立太さんの「猫四季」です。
 「ネガタビ」はアイデアが面白いし、本文がボリュームがあって読み応えがあります。
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by yangzi-o | 2011-10-30 18:37 | 豆本展
 ふくまめ創作豆本展の開催がいよいよ一週間後に迫りました。10月に入って仕事も忙しくなり、あっという間に月日が経ってしまいましたが、先日無事に出品豆本を納品することができました。
 今回の新作は次の3部です。
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 ☆「阿蘇の四季」
  同僚が十数年がかりで撮影してきた阿蘇のミニ写真集です。阿蘇の雄大な風景を切り取った写真が素晴らしいですよ。お人柄も世話好きで優しい方で、いつも明るい笑顔で周囲をあたたかく包んでくれます。
 ☆「「mes amis(メザミ)」
 フランス語で「私の友達」という意味です。実家の父が5年間描きつづけてきた犬・猫のスケッチ集です。高齢のため親しかった友人が次々に亡くなった父にとって、犬や猫の絵を描くことが心の慰めになっているようです。第2弾、第3弾がつくれるように元気にいてほしいという願いをこめてつくりました。
 ☆「クリスマスローズ」
 昨年の豆本浪漫展に出品したものを改訂しました。クリスマスローズのお庭のご主人に完成品をお送りしたところ、「昨年より進化している」と喜んでいただけたので嬉しかったです。

 新作以外には次の4部を出品します。
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 左から」「紫陽花苑」「佐渡の花旅」「あなたに魅せられて」「ローズ・ガーデンです。装丁を少し変えた部分もあります。
 右手が悲鳴を上げ始めたため、豆本がちゃぽんまでつくれませんでした。それからデスプレイを考える時間も・・・。これは時間というよりセンスですかね。来年の課題です。

 3年前からはまり出した「豆本づくり」ですが、今年は東日本大震災のあと自分だけの楽しみに没頭することができず、「何のためにつくるのか」とずっと迷ってきました。そんなとき、実家の父が脳障害にめげず、ひたすら動物のスケッチを続けてきたことを知り、答えがみつかったような気がしました。誰かの心から喜ぶ顔を見たいというのが私の豆本づくりの目的となりました。
 今年の豆本展はこれからなのに、もう来年の新作を妄想し始めました。この期間が一番楽しい時間かもしれません。
 福岡も来週は冬型の気圧配置になるそうです。だんだん寒くなってきますが、お近くまでお越しになる機会がありましたら、どうぞ「ふくまめ創作豆本展」にお寄りください。よろしくお願いいたします。
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会期:2011/10/30(日)〜11/6(日)
会場:ギャラリーアルドマ(福岡市中央区赤坂)
by yangzi-o | 2011-10-21 22:14 | 豆本展
 3連休の最終日はいよいよ3週間後に迫った豆本展に向けて最後の新作づくりに没頭しました。去年つくったクリスマスローズの豆本が写真が小さすぎて自分でも納得がいかなかったのでつくりかえてみました。
 一見して「引き出し付きの箱」のようですが
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 フレームを立てることができます。引き出しを引っ張り出すと「折り豆本」になっています。
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 折り豆本には切り込みを入れて、それぞれの写真をはずせるようにして、フレームにお好きな写真をはさめるようにしました。
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 大好きなカルトナージュとコラボできて自己満足しております。
 これで年間の目標にしてきた新作3部が完成し、ささやかな達成感を味わいつつ、締め切りまであと2週間、これまでつくってきた豆本も少しでも出品できるように頑張ります。
by yangzi-o | 2011-10-10 16:47 | 豆本

八女に行ってきました

 この3連休はお天気に恵まれ、絶好の行楽日和となりましたが、初日は実家へ帰り、父に新作豆本「mes amis」を渡したところ、「おぉ~!」と喜んでくれたので一安心、「これからも頑張って猫・犬のスケッチをつづけるよ」と嬉しい言葉ももらいました。
 
 きょうは知らない街をブラブラ歩いてみたい病に罹り、初めて八女市まで行って来ました。西鉄久留米駅からは20分おきくらいにバスが出ているので自宅から2時間で「八女市伝統工芸館」に到着しました。「手漉き和紙資料館」や「民俗資料館」、「福島八幡宮」「境屋・夢中落花文庫」などを気ままに足の向くまま見て廻りました。
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 この日の一番のお気に入りは「境屋」の縁側に座って、「水琴窟」というのを初めて聞いたことです。蚊がいなかったら1時間でも庭を見ながらボーっと座っていたかった。なんともいえず不思議で綺麗な音でした。
 暑くなかったら矢部川のほとりまで歩いてみたかったのですが、10月初旬とは思えぬ気温の上昇に早々と帰りのバスに乗ってしまいました。来年は11月初めの「白壁ギャラリー」に合わせて訪れてみたいです。
by yangzi-o | 2011-10-09 17:37 | お出かけ

アケボノソウ

 10月に入ったとたん、朝晩めっきり涼しくなってきました。「待ってました!」といわんばかりにデジカメぶら下げて近郊の里山へ出かけてきました。先週は仕事が怒涛の忙しさだったのですが、昨夜はぐっすり眠れたおかげで息を吹き返しました。
 私も相方も秋にはこれを見なければどうにも気がおさまらないという花が「アケボノソウ」です。花びらの黒紫色の斑点を「夜明けの星」にみたてて名づけられたという由来もなんとも言えず惹きつけられるものがあります。
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 珍しい花ではないので、この山にもいくつか咲く場所がありますが、今年は今まで見たこともない群落が見られて「これがぜ~んぶアケボノソウ!?」と二人とも興奮状態になりました。

 行き交う人もほとんどおらず、聞こえるのはせせらぎと虫と微かな風の音だけ。うっすらと紅葉も始まっていました。やっぱり自然はいいなあ。命の洗濯ができたのでまた明日から仕事に頑張れそうです。
 
by yangzi-o | 2011-10-02 20:25 | 自然・野草