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今年の目標は・・・

 今年もきょう一日となりました。年の始めに立てた自己目標はどうなったでしょうか。
 10項目も欲張って立てたのですが、最大の目標であった秋の豆本展に向けて新作豆本3冊つくることは達成しました。著者である同僚や父、知人に喜んでもらえたので達成感もあります。
 カルトナージュはほぼ毎月教室に通うことはできたのですが、パーチメントとクレイクラフト造形コースは右手親指のCM関節症のため、断念せざるをえませんでした。チタンテープとサポーターでズキズキとした痛みの一歩手前でかろうじてとどまっているのですが、しばしば親指がスポッと手から抜けていくのではと感じることがあります。
 手製本の教室は、大震災や原発事故の影響で一人で遠出することが怖くて今年も見送ってしまいました。
 「読書日記」は「日記」には至らず備忘録に、「5年日記」は10日坊主、山歩きとデジカメ散歩も休日のお天気が悪くて思うように出かけられませんでした。ただ今年は大きな怪我や病気もせずに体重もリバウンドせずに元気に過ごせました。
 人とのつながりは、豆本をつうじて新たな出会いがあり、読書好きの友人ができたました。リアルな世界で思いっきり本の話ができて幸せでした。人以外の思いがけない出会いは「俳句」でした。

 この年末年始は「そんな気分ではない」と感じられておられる方も多いと思います。最愛の家族を喪った方にとっては、お正月はなんとも辛いときではないでしょうか。来年もはたして「良い年」になるのだろうかと悲観的にもなっていますが、私のできうるかぎり一日一日を大切に前を向いて生きていきたいと思います。
 ブログを訪問してくださった方々、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
by yangzi-o | 2011-12-31 08:22 | 日々あれこれ

2011年マイベスト本

1.「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(辺見じゅん)
2. 「三十光年の星たち」上下巻(宮本輝)
3. 「おまえさん」上下巻(宮部みゆき)
  「猫鳴り」(沼田まほかる)
   「人質の朗読会」(小川洋子)
  「ピエタ」(大島真寿美)
  「おじいちゃんの大切な一日」(重松清)
  「彼女がその名を知らない鳥たち」(沼田まほかる)
  「定本 俳句入門」(中村草田男)
  「夢行脚」(浮穴みみ)
  
 今年は年間129冊の本が読めました。3月の大震災以後、ハンドメイド中心の余暇が読書中心に戻りました。「未曾有の災害をどう受け止めたらよいのか」と新聞や雑誌で紹介された本のなかで、運命的とも感じる出会いは「収容所から来た遺書」でした。自分には一生縁がないと思っていた「俳句」にも興味を持つことができました。
 宮本輝さん、宮部みゆきさんといったお気に入りの作家の大長編が読めたのも幸せでした。
 以前から図書館で沼田まほかるさんの本は知っていたのですが、文庫本になって初めて手に取り、沼田ワールドにどっぷりはまってしまいました。読めば読むほど、天性だけじゃないだろう、どんな人生経験を経たらこんな文章が書けるのだろかとますます惹きこまれてしまいます。

 「定点から微動だにしなくとも、闇の世界にも光の世界にも行ける。本は時空間を突破する魔法の絨毯だったのだ」(「野蛮な読書」平松洋子著)

 図書館はもう年末年始のお休みなのですが、相方のカードをあわせて20冊の枠いっぱいに予約してあります。来年も読書が楽しめそうです。
by yangzi-o | 2011-12-30 08:31 | 読書

12月読了本

◎「スウィート・ヒアアフター」(よしもとばなな)
◎「おれたちの青空」(佐川光晴)
◎「秋葉原事件」(中島岳志)
◎「アミダサマ」(沼田まほかる)
◎「野蛮な読書」(平松洋子)
◎「本の魔法」(司修)
◎「しらない町」(鏑木蓮)
〇「きのうの家族」(三日月拓)
〇「星月夜」(伊集院静)
〇「こころのつづき」(森浩美)
〇「あの日にかえりたい」(乾ルカ)

 よしもとばななさんの小説は正直言って合わないなと感じるものも少なくないのですが、「今回の大地震をあらゆる場所で経験した人、生きている人死んだ人、全てに向けて」書かれたこの本は心に響きました。震災と向き合って「自分に何ができるか」と考えて考え抜いて書かれたという誠実な姿勢がひしひしと伝わってきます。原マスミさんによるカバーのイラストもよかった。
 「おれのおばさん」の続篇である「おれたちの青空」も読み応えがありました。今月もひきつづき沼田ワールドに浸りました。「野蛮な読書」や「本の魔法」のおかげで来年も読みたい本がぞくぞくと増えて嬉しい限りです。

 先週の日曜日からダンシャリと部屋の模様替えで、一山登ったくらいゴミ出しのために階段を十数回往復しました。引越し以来禁断の押入れを徹底掃除しました。収納スペースができたので、紙や布、チマチマした材料もそれなりに片付き、ベッドのまわりに山のように積んであった本もしかるべき場所に納まり、見た目なんとかすっきりしました。物置きだった四畳半も畳が見えたわ。
by yangzi-o | 2011-12-29 20:38 | 読書

「本の魔法」(司修著)

 
c0161233_21432349.jpg 新聞や雑誌で気になった本をみつけるとすぐさま手帳にメモするのが習慣になっていますが、新聞で今年の大佛次郎賞(朝日新聞社主催)を受賞した作品だということを知り、図書館に予約して読みました。恥ずかしながら、司修氏が戦後を代表する数々の文学作品の装画・装幀を手掛けてきた第一人者だということをこの本を読むまで知りませんでした。
 この本では、武田泰淳、埴谷雄高、江藤淳、三島由紀夫等15人の作品が紹介されていますが、表紙や見返しに何の紙を使ったとかなどという話でなく、文学者からの「生き方」の影響を受け、「造本力より、ぼくの人生の色彩を増やした」という深い内容が書かれていました。
 とくに私が感動したのは「修羅の渚ー宮沢賢治拾遺」のなかで、著者である農民詩人の真壁仁氏が自らの農業経験から「グスコーブドリの伝記」を架空の物語として受け止めていないことを知った司氏が「挿絵を描いてきたがそんな現実的なことと思っていなかった」と率直に認め、「ぼくはもう、真壁さんがいやだといっても、賢治の論集は絶対にやりとげますから」と、真壁氏の人間性に惹かれていくところです。「真壁仁・野の文化葬」で配られたという「凍原」という詩も心に染み入ってきました。
 また、江藤淳氏の「なつかしい本の話」のなかではこんな印象的な文章が紹介されています。

 <本というものは、ただ活字を印刷した紙を綴じて製本してあればよい、というものではない。つまり、それは活字だけででき上がっている物ではない。沈黙が、しばしば饒舌よりも雄弁であるように、ページを開く前に書物が、すでに湧き上がる泉のような言葉をあふれさせていることがある。その意味で、本は、むしろ佇んでいるひとりの人間に似ているのである。>

 名文ですねえ。「電子書籍がどうした!」と溜飲が下がる思いがしました。書店に足を踏み入れたときのあの独特な空気は、いろんな人から見られている、静かに呼びかけられているからなのだろうかとふと想像したみたりしました。
 
 きょうは2011年の仕事納め、明日から年末年始7日間のお休みが始まります。一日は書店のなかで、ゆっくりじっくり本を手にとって過ごしたい。この本は購入するつもりです。
by yangzi-o | 2011-12-28 21:54 | 読書

ピクニックBOX

 2011年のレッスン納めはカルトナージュでピクニック用のBOXをつくりました。私好みのラブリーな雰囲気に仕上がって気持ちも明るくなりました。
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 つなぎの付け方も初めて教わりました。蓋を開けると上段の支えになります。
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 こんな可愛いBOXにサンドイッチを入れて、ご近所を吟行するのも楽しそう!それに豆本のディスプレイにもいいかなあ。お正月休みに復習を兼ねて第二弾を制作すべく、クロスとペーパーもアトリエで選んでお家に持って帰りました。
 きょうは広島の教室の生徒さんもお二人参加されて、大いに刺激を受けました。来年はフランス額装にもチャレンジしてみたいです。

 この年末こそは引越し以来8年間、押入れに居座っているダンボールや不用品を一切合財処分して、スッキリとした部屋で新年を迎えたいと、今朝はパソコン2台、テレビ1台、プリンター1台等々引っ張り出しました。豆本を作り出してからというもの、紙やら小物やらも増える一方で、これらの整理整頓も一筋縄ではいきそうにありませんが、とにかく要らないものを捨てて収納スペースを作り出すことが先決みたいです。
by yangzi-o | 2011-12-23 20:06 | カルトナージュ
 きょうは午前中図書館へ足を運び、予約本をどっさり受け取ってホクホク、午後から久しぶりに天神方面へお出かけし、豆本作家・小人堂さんとミニチュアペーパークラフト・スタジオ夏さんの「小さなカタチ展」を見てきました。
 アトリエの中に一歩足を踏み入れたとたん、年甲斐もなく何を見ても「キャ~可愛い!」の連発でした。
 まずは小人堂さんのドールハウスの本棚に収納された豆本です。すべて糸かがりしてつくられています。すごいですねえ。
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 つぎは、スタジオ夏さんの工具とベンチです。
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 「撮影されてもかまいませんよ」というお言葉に甘えてたくさ~ん撮ったのに、パソコンに取り込むときに失敗してちょっとだけになってしまいました。重たくても一眼デジカメを持っていけばよかったと後悔したのでした。それにしても30分の1のインテリア模型はほとんど紙でつくられていましたが、その精巧さには驚くばかりでした。これは肉眼(+拡大鏡)で見なければ凄さは実感できないと思いました。

 お家に連れて帰ったのは、小人堂さんの豆本とスタジオ夏さんの椅子、set館長さんの本のブローチです。
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 小人堂さんのブログに展示会の様子が詳しくリポートされています。きっと素敵なクリスマスプレゼントがみつかりますよ。

「小さなカタチ展」
2011年12月17日~24日(日)
11時~18時
アトリエFLAT
by yangzi-o | 2011-12-18 17:02

豆本用ディスプレイ

 福岡もこの冬一番の寒さを連日更新中ですが、ここのところ夕食の片付けが終わったらひたすらカルトナージュの没頭していました。佐伯真紀さんの「ヨーロッパから届いたかわいい布箱」のなかの「コスメBOX」を参考に豆本用の飾り箱をつくってみました。
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 ちゃちゃっとつくったので、アップに耐えらない箇所が数多くありますが、手づくり欠乏症に陥っていたので気が済みました。お正月休みには来年の豆本展に向けて自分で製図して、もうひとまわり大きなディスプレイをつくってみたいです。
by yangzi-o | 2011-12-17 23:14 | カルトナージュ
 只今開店中の小さな雑貨店「オープンセサミ」へ行って来ました。
 まずは看板犬のセサミがトナカイに変身して、クリスマスの雰囲気をいちだんと盛り上げてくれました。
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 今月から、わたくしことリトルハンドの豆本も展示させていただいています。
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 きょうはドールハウス作家の方や遠方からも若い方が来店してくださり、福岡の豆本作家さんも交えて大賑わいで楽しいひとときを過ごすことが出来ました。「豆本」が縁になって、人の輪が広がり、私自身の世界が広がっていくのは本当に嬉しい。
 オープンセサミの場所と開店日時は卯兎にきあさんのブログをご覧くださいませ。


 午後からはデジカメぶら下げてご近所の「吟行」へ出かけました。実は10月にNHK学園の俳句通信講座を申し込んだのですが、テキストが届いたとたんに仕事が猛烈な忙しさになり、一度もリポートが提出できていないのです。「五・七でも七・五でもまずは作ってみて、ぜひともリポートを提出せよ」との催促の手紙が届き、さすがに焦ってきました。私の場合、外を歩かないと一句も浮かんでこないのです。
 冬枯れの中ぶらぶら歩き、那珂川の鴨たちをじぃーと見つめていると、シャーと目の前を横切る小鳥がいます。一瞬背中の鮮やかな翡翠色が見えました。「カワセミだ~!!」 もう少し上流あたりで以前見たことはあるのですが、こんなご近所で見たのは初めてだったので興奮しました。これだけでもきょうの散歩は出た甲斐があるというものです。2時間ばかりの「吟行」でしたが、なんとか1~2句浮かびました。
 帰宅してから美容院にも再度出かけ、早朝6時半からの「NHK俳句」を皮切りに、盛りだくさんの日曜日を過ごすことができました。
by yangzi-o | 2011-12-11 18:19 | 豆本

トピアリー

 きょうは3カ月ぶりのクレイクラフトのレッスンに参加しました。体験レッスンから丸3年も経つのにいっこうに上達しない劣等生ですが、心優しい講師の方のおかげで見捨てられることなく超マイペースで続けてこられました。驚くことに一年ぶりに私としては「大作」が完成しました。バラを初めとしてまだまだ下手なんですけど、豆本づくりの合間にコツコツと作りためてきたので達成感は味わえました。
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 去年から一時は「造形コース」に通っていたのですが、固い石粉粘土は右手の関節に堪えるのでフラワーコースに出戻ってきました。あれこれ色を考えながら柔らかい粘土を触っていると、仕事の疲れも忘れさせてくれます。これからもスローペースながらも続けていこうと思います。
 きょうはお正月用のアレンジもつくったのですが、元旦にアップします。以前から粘土でつくりたいなあと願望していたハナミズキにも挑戦してみました。
by yangzi-o | 2011-12-04 21:29

ソーイングボックス

 怒涛の11月も何とか過ぎ去り、束の間かもしれない定時帰宅で体調も良くなってくると、無性に何かがつくりたくなり、ビジャー香代子さんの本を参考にして「ソーイングボックス」をつくってみました。
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 ポケットにマチをつけたところ、蓋が閉まりにくくなっちゃいました。何でもつくってみないとわかりませんね。でもまあとにかく一つつくったので気が治まりました。

 仕事が落ち着いたところで、先月アクロス福岡で展示会をされたビーズ刺繍作家さんの体験レッスンを受講してきました。「今度はビーズかよ?!」と相方も呆れていますが、心配だった右手の痛みもビーズがあまりに小さく針を刺していくのもゆっくりとしかできないのであまり負担にならないようで安心しました。キラキラしたビーズの輝きを眺めていると、仕事の疲れも忘れ癒されます。
by yangzi-o | 2011-12-04 09:09 | カルトナージュ