待望の図書館予約本が届きました。瀬尾さんのエッセイ集です。よかったです。
 「私のそのときの毎日を楽しくしてくれている人は、確実にいる」という表紙裏の言葉どおり、瀬尾さんの学校の同僚、子どもたち、家族とのふれあいの中で感じられたことが素朴に書かれていました。『図書館の神様』に出てくるたった一人の文芸部員の垣内君は実在のモデルさんがいるんですねえ。実物は小説よりも素敵な中学生だそうです。
 エッセイを読むと、瀬尾さんは本当に子どもが好きで、教師という仕事に生きがいと情熱を持っておられることがひしひしと伝わってきます。

 この本と同時に『強運の持ち主』も届きました。これはう~ん、可もなく不可もなくって感じでしょうか。『優しい音楽』よりは心にピタッときました。
# by yangzi-o | 2007-03-03 19:47 | 読書

2007年2月読了本

『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん ★★
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ 
『制服捜査』佐々木譲 ★★★
『ささらさや』加納朋子 ★★★
『てるてるあした』加納朋子 ★★★★
『モノレールねこ』加納朋子 ★★★★
『冷たい校舎の時は止まる』全3巻 辻村深月 ★★★
『夏の力道山』夏石鈴子 ★★
『優しい音楽』瀬尾まいこ ★
『ビート・キッズ』風野潮 ★★
『ガラスの麒麟』加納朋子 ★★
『絶対泣かない』山本文緒 ★★
『最愛』真保裕一
『風のエピタフ』乃南アサ ★★★★
『空飛ぶタイヤ』池井戸潤 ★★★★
『七夕しぐれ』熊谷達也 ★★★★
『幸福ロケット』山本幸久 ★★

 今月の読了本は19冊でした。前半は割と仕事がヒマだったのですが、下旬から年度末狂騒曲が始まり、読書の時間はかなり減ってしまいました。
 今月は★★★★★の本にめぐり会えなかったのが残念。それでも数カ月前に予約した図書館本が次々に手元に届き、★★★★の本が5冊も読めたからよしとしよう。
 ★のついていない本は私としてはまったく受け付けなかった本。とくに『わたしを離さないで』は読後、なにかしら薄気味悪さすら感じたのですが、私の感受性が鈍いのかもしれません。

 来月もひきつづき忙しいのですが、★★★★★の本が読めますように。
# by yangzi-o | 2007-02-27 18:20 | 読書
 図書館に予約していた待望の本が届きました。八篇からなる短編集です。どれも軽妙だけど温かく切ない作品ばかりでした。
 親子、友人、夫婦等の情愛をしみじみと描いていて、読んだあと、ほっこりと優しい気持ちになれました。先週の仕事の疲れが吹っ飛んだわ。私的には『マイ・フーリッシュ・アンクル』『ポトスの樹』『バルタン最期の日』が良かったな。

 今月はマイ加納月間だったんですが、予想を越えた仕事の忙しさと、これまた予期せぬ図書館予約本ラッシュのため、全部読めないまま図書館に返却となりました。

*只今手元にある図書館本
『竜巻ガール』垣谷美雨
『幸福ロケット』山本幸久
『神無き月十番目の夜』飯嶋和一
# by yangzi-o | 2007-02-25 19:46 | 読書
 仙台市へ引っ越してきた小学5年生のカズヤの隣に住む同級生ユキヒロ、ナオミは、なぜか学校で浮いている。その理由は、彼らが住んでいる川沿いの家々が、かつてエタ町と差別されていた地域であったことらしい。カズヤは二人と仲良くなることで、クラス中からひどいイジメに遭う。
 カズヤがイジメにおびえ動揺しながらも、生まれて初めて心に響いた「正義」という言葉を、必死になって追求していく成長物語で、とても深い内容で面白かった。
 カズヤとユキヒロ、ナオミが、事なかれの教師たちの妨害を乗り越えて最後にとった行動は、子どもながらに拍手喝采、心を揺さぶられました。
 このところ仕事が忙しく疲れ気味ですが、なんだか元気づけられたような気がします。
# by yangzi-o | 2007-02-23 19:45 | 読書
 直木賞候補の発表前に図書館に予約したので、2カ月ほど待っただけで手元にきました。これもまた良かった!読み応えがありました。
 赤松社長、あんたみたいな社長なら、ボーナス出なくてもついていきまっせ。ホープ自動車のエリート意識と選民思想とやらは、わりと身近に似たような人物がいるので、最後は溜飲が下がる思いでした。「捨てる神あれば拾う神あり」で、人間は強く生きるとき、周囲の本当の同情を集めることができるんだなと改めて感じましたね。
 こういう時事問題を丁寧に取り上げた作品がもっと読みたいな。
# by yangzi-o | 2007-02-20 22:43 | 読書