2006年11月の読了本

 『わくらば日記』 朱川湊人
 『puzzle』    恩田陸
 『動物園の鳥』  坂本司
 『手紙』     東野圭吾
 『空白の叫び』  貫井徳郎
 『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ
 『レイン・レイン・ボウ』加納朋子
 『橋ものがたり』 藤沢周平
 『ひかりをすくう』橋本紡
 『しゃべれどもしゃべれども』佐藤多佳子
 『理由』     宮部みゆき
 『いつか王子駅で』堀江敏幸
 『対岸の彼女』  角田光代
 『死神の精度』  伊坂幸太郎
 『サマータイム』 佐藤多佳子

 その他、挫折した本数多し。
 奥泉光氏の『鳥類学者のファンタジア』『モーダルな事象』
は文体はとても面白かったのだが、あらすじについていけなくて・・・。
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# by yangzi-o | 2006-11-30 20:13 | 読書
 よかったぁ。たぶん内容は半分も理解できていないと思いますが、読んだあと暖かい気持ちがじんわりと沁みてきます。
 初めは「なんと長いセンテンスか」と息継ぎしながら読みましたが、終盤になると不思議と馴染んできました。わたしはどちらかといえば、プツプツと切れるような短い文章の方が苦手です。
 翻訳や時間給講師をしている主人公のまわりの人々がいいです。「手足の思考能力を大切に育ててきた」旋盤工の職人さん、また、「変わらないでいたことが結果としてえらく前向きだったと後からわかってくる暮らし」をし、「周囲にいる人間にたいしていつも『のりしろ』になれるような、生まれつきの余白が備わっている」人々。
 大家の一人娘の咲ちゃんの陸上200m予選の場面は、わたしまで一緒になって「いけっ、咲ちゃん!」と応援してしまいました。
 一見ありふれた日常のひとこまを描いているのだけれど、こんな小説もいいなあと余韻に浸っています。またお気に入りの作家が一人増えました。
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# by yangzi-o | 2006-11-29 19:58 | 読書
 今年の初め頃に読んだ本なので、さすがにおおかまなあらすじは覚えていました。とても心に残った言葉があったのに、それをメモした手帳の在り処がわからなくなり、もう一度読んでみたくなりました。
 よかった! 読み終えたあと、これまでいろんな職場で一緒に働いてきた女性の同僚の顔が浮かんできて、背中をポンと押して励ましてくれるような、そんな気がしてきます。

 「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出逢うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」
 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。」
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# by yangzi-o | 2006-11-27 19:59 | 読書
 『家守綺譚』がとても気に入ったので、この著者の本を図書館や本屋で集めました。
 『西の魔女が死んだ』は感動しました。久しぶりに清々しくもまっすぐな本を読んだ気がします。
 「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。・・・シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」。思わず笑ってしまいました。
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# by yangzi-o | 2006-11-27 19:53 | 読書
 この間、図書館から借りてきた本がほとんどつまらなくて、欲求不満になっていました。
 そんなわけで4年くらい前に読んだ『理由』を再読してみました。
 つくづくと忘却力が強まっていることを実感、4人を殺した犯人が3分の2ほど読みすすめても思い出せない。
 けど、プラス思考で考えれば、何度も新鮮な気持ちで読めるってこと。一度目は先のあらすじが気になって、結構斜め読みしているし、こうやって再読してみるとまた、新たな発見がありました。
 いやはや、何度読んでも面白い本だと思います。
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# by yangzi-o | 2006-11-25 22:56 | 読書